2016.10.07空走距離とは 車は急に止まれない、勢いがある以上、すぐに止まれないのは当たり前です。でもそれだけではありません。ブレーキを踏み込むまで、少し時間がかかる事も一因です。①危険を感じる。②アクセルから足を離す。③ブレーキペダルへ足を移す。④ブレーキが効き始めるまで、ブレーキペダルを踏み込む。この4つに要する時間は、合計で0.75秒かかると言われています。この0.75秒を空走時間といいます。では0.75秒間にどのくらい走るかといいますと、時速40Kmの場合では、8.33mも走るのです。 40÷3.6×0.75=8.33この8.33mを空走距離といいます。読んで字のごとく、から走りです。さらにブレーキが かかってから停まるまで、時速40Kmなら8.99mかかります。 (40÷3.6)2÷(2×ag)=8.99 aは道路とタイヤの摩擦係数0.7 gは重力加速度9.8この8.99mの事を制動距離といいます。車が止まるまでは空走距離+制動距離、8.33+8.99=17.32m時速40キロでも、車が止まるまでは17mもかかるのです。そして停まるまでの約半分の距離は、この空走距離なのです。 prev ≫一覧に戻る≪ next フリーワード検索 検 索 事故対応事例 最近の記事 2019.05.18事故が起きたなら2016.12.07ドアパンチ2016.12.06自動ブレーキ2016.10.07空走距離とは2016.09.30時価額と車両保険金額 カテゴリ一覧 事故防止(2) 事故が起きたなら(2) 事故例(8) 過失割合(6) 月別アーカイブ 2019年05月 2016年12月 2016年10月 2016年09月 2016年07月 2016年06月 取扱い保険会社
すぐに止まれないのは当たり前です。
でもそれだけではありません。
ブレーキを踏み込むまで、少し時間がかかる事も一因です。
①危険を感じる。②アクセルから足を離す。③ブレーキペダルへ足を移す。
④ブレーキが効き始めるまで、ブレーキペダルを踏み込む。
この4つに要する時間は、合計で0.75秒かかると言われています。
この0.75秒を空走時間といいます。
では0.75秒間にどのくらい走るかといいますと、
時速40Kmの場合では、8.33mも走るのです。
40÷3.6×0.75=8.33
この8.33mを空走距離といいます。
読んで字のごとく、から走りです。
さらにブレーキが かかってから停まるまで、時速40Kmなら8.99mかかります。
(40÷3.6)2÷(2×ag)=8.99 aは道路とタイヤの摩擦係数0.7 gは重力加速度9.8
この8.99mの事を制動距離といいます。
車が止まるまでは空走距離+制動距離、8.33+8.99=17.32m
時速40キロでも、車が止まるまでは17mもかかるのです。
そして停まるまでの約半分の距離は、この空走距離なのです。