2016.06.19ブレーキのパイプを切られる 上の写真は、切断されたオイルパイプです。この前、イタズラにしては悪質な、ブレーキパイプを切断される事件が起きた。月極の駐車場に一晩駐車して、翌朝車を動かそうとしたら、ブレーキを床まで踏んでも、何にも抵抗がなかったそうだ。おかしいと思い、ゆっくりバックし車の駐車位置を見ると、液体のようなもので、水たまりができていたという。すくってみると、油のようなもので、すぐにブレーキオイルだと解ったそうだ。近くのガソリンスタンドまで、そろりそろりと走って行き、見て貰ったら、パイプが切られているのが解った。スタンドの職員は、これは車に詳しい者の仕業だと断定。警察に連絡し、被害届を出した。一晩の時間をかけてオイルは抜けてくれたが、もし切られた直後に運転していたら走行中に少しづつオイルが抜け、いざブレーキを掛けたら全く効かなかったという可能性もある。そうなれば事故が起きる可能性が高く、とてもイタズラでは済まされない。皆さんもブレーキを踏んだら、抵抗が全くなく床までペダルが届いたらブレーキオイルがなくなっている可能性があります。気を付けて下さい。今回の件は、車両保険ではイタズラと処理されて、1等級ダウン・1年間の割増ですが、この人は3年契約だったため、実質保険料の割増はなく、保険で処理できました。車両保険をかけていれば、このようないたずらや、落書きなども補償されます。一般条件でも、車対車+Aでもどちらでも補償されます。保険の対象かどうかは、自分で判断せず、代理店に問い合わせ下さい。*3年契約の割増期間の計算は、1等級ダウン事故1件・保険期間3年ですから1×1-(3÷2)=答えはマイナスとなり、結果、割増期間は0となります。この方は朝日火災の6年契約には入れなかったため、東京海上日動の3年契約でした。 prev ≫一覧に戻る≪ next フリーワード検索 検 索 事故対応事例 最近の記事 2019.05.18事故が起きたなら2016.12.07ドアパンチ2016.12.06自動ブレーキ2016.10.07空走距離とは2016.09.30時価額と車両保険金額 カテゴリ一覧 事故防止(2) 事故が起きたなら(2) 事故例(8) 過失割合(6) 月別アーカイブ 2019年05月 2016年12月 2016年10月 2016年09月 2016年07月 2016年06月 取扱い保険会社
この前、イタズラにしては悪質な、ブレーキパイプを切断される
事件が起きた。
月極の駐車場に一晩駐車して、翌朝車を動かそうとしたら、
ブレーキを床まで踏んでも、何にも抵抗がなかったそうだ。
おかしいと思い、ゆっくりバックし車の駐車位置を見ると、
液体のようなもので、水たまりができていたという。
すくってみると、油のようなもので、すぐにブレーキオイルだと
解ったそうだ。
近くのガソリンスタンドまで、そろりそろりと走って行き、
見て貰ったら、パイプが切られているのが解った。
スタンドの職員は、これは車に詳しい者の仕業だと断定。
警察に連絡し、被害届を出した。
一晩の時間をかけてオイルは抜けてくれたが、もし切られた直後に
運転していたら走行中に少しづつオイルが抜け、いざブレーキを
掛けたら全く効かなかったという可能性もある。
そうなれば事故が起きる可能性が高く、とてもイタズラでは
済まされない。
皆さんもブレーキを踏んだら、抵抗が全くなく床までペダルが届いたら
ブレーキオイルがなくなっている可能性があります。
気を付けて下さい。
今回の件は、車両保険ではイタズラと処理されて、1等級ダウン・
1年間の割増ですが、この人は3年契約だったため、実質保険料の
割増はなく、保険で処理できました。
車両保険をかけていれば、このようないたずらや、落書きなども
補償されます。
一般条件でも、車対車+Aでもどちらでも補償されます。
保険の対象かどうかは、自分で判断せず、代理店に問い合わせ下さい。
*3年契約の割増期間の計算は、1等級ダウン事故1件・保険期間3年ですから
1×1-(3÷2)=答えはマイナスとなり、結果、割増期間は0となります。
この方は朝日火災の6年契約には入れなかったため、東京海上日動の3年契約でした。